木枯し紋次郎 中村敦夫 1972 フジテレビ

『木枯し紋次郎』(こがらしもんじろう)は、笹沢左保の小説。またその主人公の異名。
上記小説を原作とし、フジテレビ系列で1972年1月1日より放映されたテレビドラマ。
市川崑は監修のみならず第1シリーズの1話 – 3話・18話では演出(監督)を務めている。C.A.L制作。
「主役は新人で」という市川の意向により、中村敦夫が紋次郎役に大抜擢された。本作は、他人との関わりを極力避け、己の腕一本で生きようとする紋次郎のニヒルなスタイルと、主演の中村敦夫のクールな佇まいが見事にマッチし、空前の大人気番組となった。また劇中で紋次郎が口にする「あっしには関わりのねぇこって」が流行語となった。このドラマの主題歌『だれかが風の中で』を歌ったのは上條恒彦であり、こちらも大ヒットした。

「帰ってきた木枯らし紋次郎」エンディングより

ストーリー:
舞台は天保年間。上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれた紋次郎は、生まれてすぐに間引きされそうになる所を姉おみつの機転に助けられた。「間引かれ損ない」として薄幸な子供時代を過ごした紋次郎は、10歳の時に家を捨てて渡世人となる。 ボロボロな大きい妻折笠を被り、薄汚れた道中合羽を羽織り、長い楊枝をくわえる(紋次郎の設定はほぼ原作に準じているが、唯一、口にくわえている楊枝だけは、見栄えを考えかなり長く設定されている)のが彼のスタイルである。
ストーリーは1話ごとのオムニバス形式となっており、ストーリーの連続性はない。
レギュラーは主人公の紋次郎のみである。

 ・木枯し紋次郎 DVD-BOX I
 ・木枯し紋次郎 DVD-BOX II
 ・木枯し紋次郎 DVD-BOX III 新・木枯らし紋次郎 編
 ・木枯し紋次郎 DVD-BOX IV 新・木枯らし紋次郎 編

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