『必殺!III 裏か表か』(ひっさつ! スリー うらかおもてか)は、1986年に公開された松竹株式会社・朝日放送・京都映画撮影所(現・松竹撮影所)の制作の映画である。監督は工藤栄一。
設定はテレビシリーズ『必殺仕事人V・激闘編』の後日談となっている。
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Hissatsu: Sure Death 3 (1986) / 必殺!III 裏か表か
ある日、両替商・枡屋仙右衛門(成田三樹夫)を強請っていた八丁堀同心・清原英三郎(川谷拓三)が謀殺される。その夜、通夜の席から行方を眩ましていた清原の妻おこう(松坂慶子)は、両替商組合肝煎・真砂屋徳次(伊武雅刀)を問い詰め、夫殺しの黒幕が徳次ら両替商組合であることを知る。
主水は清原とも関係のあったおしの(山田スミ子)から、枡屋に預けた20両の利息の取立てを頼まれて枡屋を訪れるが、枡屋は清原殺しをほのめかして逆に主水を脅す。
一方、枡屋をクビになり一家心中した彦松(岸部一徳)の無念を憂いた政は、主水に枡屋から墓代をふんだくるように頼むが、再び枡屋を訪れた主水の前に現れたのは真砂屋徳次であった。
能面顔で嘯く徳次に、主水は薄ら寒さと怒りを感じながらもその場を立ち去る。その帰り道、手練の刺客たちに命を狙われたのを手始めに、真砂屋の仕掛けた罠にじわじわと追い詰められていく主水。
そんな主水に、先代両替商組合肝煎の娘として今は店を受け継いだおこうが、金を牛耳る者の強さと恐ろしさを説き、一件から手を引くよう忠告するが、夫の仇の仲間となったおこうに主水は反発する。
やがて、真砂屋が少女の命を殺めてまで自分を罠にはめたことを知ると、主水の怒りは頂点に達し、男の意地をかけた主水と真砂屋の私闘は、仕事人たちを巻き込みながら、想わぬ結末へと向かっていく。
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